店舗レイアウト

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店舗レイアウトの基本は動線設計

売上UP・リピート率UPを実現するには、お客様を店舗の隅々まで回遊させ、ひとつでも多くの商品に触れてもらうことが基本。多くの商品とお客様を結びつけるには、店内のレイアウト計画を考えることが必要です。店舗レイアウトを入りやすく見やすく買いやすく設計すれば、売上やリピート率を伸ばしやすい店づくりができます。まずはレイアウトの基本、動線設計を見ていきましょう。

動線設計とは?

動線とは人の動きの始点から終点を結んだもの。店舗でいうと、入口から席あるいはレジ、また席・レジから出口までのお客様やスタッフが通る全ルートを指します。店舗ではお客様動線とサービス動線(スタッフ動線)の2つがあります。お客様動線とサービス動線はなるべく交差することなく配置し、サービス動線はできるだけ短く計画するのが基本です。8:2の法則をご存じでしょうか?店内のよく売れる場所は全体の2割と言われています。サービス動線はムダな動きがなく効率的なものでなければなりません。

ワンポイントアドバイス レジから動線を考える

動線を計画するときは、まずレジの位置を決定しましょう。これは、レジの位置はお客様とスタッフの接点でいちばん重要な場所であり、スタッフのサービスはレジの位置を基点に行われるからです。またお客様が店舗に入ってきたときから、気になる場所であることも関係しています。

外装の店舗レイアウトアドバイス

店舗のレイアウトデザインは、店舗全体のイメージを大きく左右するもの。狭かったり欲しい商品がわからなかったりすると、イメージダウンの引き金になることもあります。快適に買い物ができるレイアウトを設計して、お店を隅々まで見てもらえる仕組みをつくることこそが、売上UPやリピート率向上につながります。以下では業態ごとに店舗レイアウトのポイントをご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

アパレルショップのレイアウト

アパレル店・物販店

アパレルショップは、横割りのレイアウトで店舗を「店頭」「店央」「店奥」の3つのエリアに分類し、それぞれのエリアに位置特性を考慮した商品を配置します。店頭には比較的購買頻度が高い商品、店奥には購買頻度が低く単価の高い商品を配置するようにするといいでしょう。

ブティックの例)

店頭・・・衝動買いしやすい、アクセサリーや単品のブラウスやニットを並べる店央・・・スカート・パンツ・トップスをレイアウト店奥・・・重衣料のスーツ・ワンピース・コートやフィッティングルーム・接客スペースにソファなどを配置

スーパー・百貨店のレイアウト

スーパー・百貨店
ワンウエイコントロール

入店されたお客様を計画どおりに売り場内に誘導し、お客様動線を長くして店の中をくまなく回ってもらうことが重要です(ワンウエイコントロール)。ワンウエイコントロールで第一に考えるべきことは、主通路と副通路を区別して設定することです。主通路を沿って歩く動線を引くことでお客様の滞在時間が長くなります。また、主通路は、入口から始まり通路幅を広く取り(大規模店・小規模店)、まっすぐで平坦であることがポイントです。そして、動線を長く取るためには、壁際に沿ってコの字型になるように設定します。

マグネットスペース

マグネットスペース(訴求力のある季節商品・目玉商品・特売品などを陳列している場所)を要所に配置して、お客様をそこに惹きつけることで店内をくまなく歩いてもらいやすくなります。ぜひ試してみてください。

飲食店の店舗レイアウト

飲食店
死に席をださない座席レイアウト

4人席を多く用意すると、4人席に2人座ると2席が死んでしまいます(死に席)。死に席がでると座席レイアウトの都合で来店をお断りしなければならないということにもなりかねません。基本的にはセパレートにして、2人席にもできるような座席レイアウトにしておきましょう。

飲食店の心臓部 厨房のレイアウト

料理人が効率的に動けるよう、厨房は一定の広さを確保する必要があります。厨房器具レイアウトは、オープン後に簡単に修正できません。以下を参考に慎重に検討しましょう。

業態による厨房面積の割合

イタリアン/25~30%ステーキレストラン/35~40%
居酒屋/18~25%中華(ラーメン屋含む)/18~30%
和食料理店(そば・うどん屋含む)/20~30%ビアレストラン/20~30%
ファミリーレストラン/35~45%焼き肉/15~30%

外装の店舗レイアウトアドバイス

中間領域を考えた商品レイアウト

人気店の大半は、店頭に「中間領域」というエリアがあります。そこに立った人は、「店舗の雰囲気を感じることができ、なんだかワクワクしてくる」そんな場所です。営利性はあまり打ち出さずプル型の誘導を狙うのがいいでしょう。

例) カフェ・・・店頭にオープンカフェを設け、店内のムードを街路に演出する レストラン・・・今日の特別メニューを黒板に書いて店頭に置く ファッション店・・・新作のファッションショーを店頭のビデオで流すなど

サイン・看板のデザインは業種・業態をはっきりと表示する

視認性を高くし、どんな業態でどのようなサービスを提供しているかがわかるようにしましょう。ただし、ここ数年は都市景観条例など役所のチェックが厳しくなっているので合法の範囲で設置してください。法に触れたサインや看板は、撤去命令がくだることもあります。

コンセプトに合ったデザインかどうか

何を表現するかがいちばん問題です。オーナーの好き嫌いで決定するのはもってのほかで、お店のコンセプトに合っていてターゲットが好む表現ができているかが重要です。

うまく導線の確保、店舗デザインが行えないと感じられた際は、ご相談下さい。店舗のコンサルタントとして店舗の状態を診断させていただきます。詳しくは「店舗診断」をご覧ください。

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