店舗デザイン・設計【カジャグーグー】 HOME > 店舗コンサルティング
カジャグーグーでは、中小企業診断士を取得した代表が商業コンサルタントとして店舗診断、店舗開業、商店街診断を専門として、店舗コンサルティングを行っています。
日々様々な産業の動向にアンテナを張り、現状を把握した上で確度の高いご提案をさせていただきます。以下では飲食店を例にご紹介しますので、ぜひ業界の流れと今後目指すべきところを押さえてください。
例えば、外食産業では
2009年、1989年以来20年ぶりに外食産業市場規模が23兆円台を割り込み、規模は縮小。家計調査でも2009年の1人あたりの外食支出が前年比1.5%減の5万1869円となっており、サラリーマン世帯の収入や可処分所得の減少も大きく影響したものと思われます。また、企業業績も振るわず、経費削減のために法人交際費が減少したであろうことも容易に推測できます。
料飲主体部門を見ると、喫茶店・居酒屋等、料亭・バーなどのいずれも前年割れ。外食支出では喫茶代や飲食代が減少。やはり、法人交際費も減少する予測をした模様(喫茶店・居酒屋等は、同2兆238億円)。
2009年にセルフ喫茶チェーン・居酒屋チェーンともに既存店の売上が思わしくなく、出店意欲が減退傾向だったことが市場縮小に響いたと見られます。喫茶店・居酒屋などに含まれる喫茶店、居酒屋・ビヤホールなどはかろうじて1兆円を保っている状態。料亭・バー等は同3.9%減の2兆7774億円で、法人交際費の減少が影響した模様です。
マーケットサイズは縮小し続けても、日本の消費者は世界一豊かな位置にあるのは間違いありません。なぜなら、1,200兆円の個人資産があり、特にその資産はシルバー層が所有し、可処分所得は増加傾向にあるからです。このような、ありあまる個人預金を引き出させる需要創造力のある店だけが成長を続けられるのではないでしょうか。
では、需要を創造するにはどうすればいいのでしょうか?今後顧客が求めるものは、健康(ヘルス)・快適性(アメニティ)・娯楽性(エンターテインメント)と言われています。この3つの条件のうちひとつだけを満たしても、もはや存続は困難かもしれません。3つの条件を整えることが店舗の成長のカギとなるでしょう。
今後の顧客像は生活全般にボーダーレス化が進み、ノンエイジ・ユニセックス・オフタイム中心のライフスタイルが主流となるでしょう。
飲食業界ではどうか?
飲食店では、営業戦略を策定する上で、重要なポイントはQ・S・Cが大事だと言われています。
しかし、この変化の時代に上手に対応するためには、まず旧来の価値観を抜け出すことが重要です。現代にマッチした新しい基準、ワンランク上の基準を目指 すべきです。顧客満足の与えられるクオリティ、心地よいホスピタリティ、五感を訴求するアトモスフィア です。
物販店では導線調査
物販店では店舗レイアウトが重要です。そこで当社ではお店の動線調査を行って、お客様の動線を調査し、売れる場所や死に場所の発見に役立てます。いくら広い店舗でも、お客様が回らなければ、どんなよい商品も死筋商品になってしまいます。
インストアマーチャンダイジングと言う言葉をご存知でしょうか。動線調査はこのインストアマーチャンダイジングに非常に大切なデータを提供してくれます。
インストアマーチャンダイジングとは、売り場の生産性を上げるために、データに基づく科学的手法により売り場での買い物行動や買い物意識に影響を与える要因を明らかにして、品揃えや売り場演出をコントロールすることです。来店客への働きかけによって買い上げ点数、客単価をあげることがその目的です。これを具体的に実現するためには、消費者ニーズに合致した品揃え・売り場づくり、店舗デザイン、陳列・POP広告などを効果的に組み合わせた販促活動の展開などが考えられます。
動線調査のポイント
1、お客様の動線経路
2、お客様の立ち寄り場所
3、お客様の入店から退店までの時間
4、買い上げ商品の位置
導線調査や店舗レイアウトの調査を行いお店の課題を明確にする店舗診断もお受けしております。ご興味がある方は「店舗診断」をご覧ください。
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